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日本が2位とはいい意味で以外でした。
Economist Intelligence Unit(EIU)は他国と競合、生き残るために必要なサポートが、
情報技術分野において提供されているかどうかを示す「IT産業競争力指標(IT industry competitiveness index)」によるランキングを発表。
上位5カ国には、米国、日本、韓国、英国、オーストラリアが入った。
IT産業競争力指標は、6つのカテゴリーで得点をつけ、それらを合計して作成した。
各分野の得点の合計点における比重は異なり、ビジネス環境10%、ITインフラ20%、人的資源20%、法的環境10%、研究開発環境25%、IT産業開発支援15%とした。
確かに日本の環境はかなり充実しています。
ただITと聞いて最近話題になるのはインドや中国、ロシアなどの新興国ばかりで、
日本が話題になることはほとんどなかったため、認識として遅れているように感じていました。
新興国が持て囃されるのは、単純に技術と言うよりもコスト的な面で優位なためであって、
本質の技術と言う面では大した差はありません。
現在、新興国でのコストも飛躍的に上がっているらしく、コストパフォーマンスにも限界が見えてきています。
ちなみに全体のコスト相場を上げてしまっているのは日本が原因らしいです。
相場を知らない日本人が日本国内での開発コストより少しでも安かったらOKを出してしまうようで、全体の相場を上げているとか。
オフショアビジネスをしている外注先さんから聞きました。
このままコスト面でのメリットが見出せなくなれば新興国の衰退は目に見えています。
先進国の日本やアメリカなどは第二のインド、中国、ロシアを探し、移行していくことでしょう。
そう考えると今の日本は安定していることに気がつきます。
ただ、国内向けが中心の日本では今後人口減少していく中でこの安定を保つことは厳しいと思います。
日本の生産業並にIT産業やサービス産業も世界視野でビジネス展開をしていかないと生き残ってはいけない時代になりつつあると思います。